Jazz Alternative

ジャズとその周辺音楽への旅

アルバム・タイトルは、“ 方言 ”を意味するそう

Joe Zawinul /  Di・a・lects / 1986年
ジョー・ザヴィヌル / ダイアレクツ / No,1049

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アヴィシャイ・コーエンの強烈な民族性に触れ、
なんとなくジョー・ザヴィヌルのことを思いだした。

このアルバムは1986年の作品。
つまりウェザー・リポート解散直前、
そして、ザヴィヌル・シンジケート以前ということになる。
フラストレーションのなかで、
自分のやりたいことを吐き出した的なアルバムなのかな。

 
シンセとサンプリングを多用しすぎで機械的という批判もあるけど、
時期的な状況を考えるといたしかたない面もある。
というか、オイラはむしろその機械らしさが好きだ。

いや、説明が難しい。
マシン・ミュージックが好きということではない。
そして民族音楽が嫌いなわけでもない。

民族音楽の特性を取り込んで自分の音楽のなかで、
自分のスタイルに昇華して使っている姿が好きなのだ。

いくら好きでも、民族音楽は、本場のひとにまかせておけばいい。

日本人でも、
ヒップホップやR&Bが好きで黒人の格好・スタイルを
そっくりマネをする人がいるけど、正直バカにしか見えない。

同様にアフリカ人でもないのに、民族衣装を着てアフリカの民族音楽をやることに、
何の意味があるのか、どうしても理解できない。たんなるカブレだ。
あ、民族衣装着てなくてもいっしょか。

もちろん、このあとザヴィヌルは、
ザヴィヌル・シンジケートを結成し。
いろんなアフリカ系の人とコラボレートしてゆく。
でもそれは、彼の音楽をクリエイトするためで、
アフリカ音楽をやりたいわけではけっしてない。

このアルバムには、
そんなザヴィヌルのラフだけどピュアな核の部分が
凝縮されている気がするのだ。
もっともザヴィヌルらしい部分が。

Synthesizer, Voice – Joe Zawinul
Voice [Improvised] – Bobby McFerrin
Voice [Ensemble] – Alfie Silas, Carl Anderson, Dee Bellson


Joe Zawinul - The Harvest


JOE ZAWINUL - waiting for the rain