Jazz Alternative

ジャズとその周辺音楽への旅

“ 最初のオルガンは天使がくれたんだよ。 ” by ドクター・ロニー・スミス

Lou Donaldson / Alligator Bogaloo / 1967年
ルー・ドナルドソン / アリゲーター・ブーガルー / No,1195

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またまた古いアルバム持ち出してすまん。

先週、Dr. Lonnie Smithのアルバムを紹介したら、
なぜか、幾人かの方から知らないと言われたので、
まずは、リーダー作ではなくあまりに有名なこのアルバムを。

はい、このアルバムでオルガン弾いてるのがドクター・ロニー・スミス。
オルガンといえば、ジミー・スミスが有名だけど、
ロニー・スミスの方も、レジェンド級。

このころ、Lonnie Smithには、まだ “  Dr. ” がついていない。
そして、トレードマークであるターバンも巻いていない。

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いろいろ謎だ。

ジミー・スミスが、ブルース音階ド直球なのに対して、
ロニー・スミスの方は、もう少し幅広い音を使いまくる感じかな。

この時期、ルー・ドナルドソンのバンドに在籍し、
何枚ものアルバムに参加してる。

このアルバム、サックスがもちろんドナルドソン。
そして、ギターがジュージ・ベンソンという布陣、最高!
説明不明の名盤。

Alto Saxophone – Lou Donaldson
Organ – Lonnie Smith
Cornet – Melvin Lastie, Sr.
Drums – Leo Morris


Lou Donaldson Quintet - Alligator Bogaloo

Alligator Bogaloo

Alligator Bogaloo

  • ルー・ドナルドソン
  • ジャズ
  • ¥1200
アリゲイター・ブーガルー

アリゲイター・ブーガルー

  • アーティスト: ルー・ドナルドソン,メルヴィン・ラスティーSr.,ジョージ・ベンソン,ロニー・スミス,レオ・モリス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2019/02/13
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

 

雨の日曜日、アラン・ハンプトンのクルーナー・ヴォイスでチルアウト / 週末クワイエット

Alan Hampton / Origami For The Fire / 2014年
アラン・ハンプトン / オリガミ・フォ・ザ・ファイア / No,1194f:id:kingt4nikola:20190714063557j:plain

日曜日、ちょびっとジャズから離れるよ。そうでもないか。

グレッチェン・パーラトのアルバムや

kingt4nikola.hatenablog.com意外なところで、デリク・ホッジのアルバム

kingt4nikola.hatenablog.com
にも参加しているアラン・ハンプトン。
ベーシストにして、
クルーナー・ヴォイスが堪らないシンガーソングライター。

クルーナー・ヴォイスは、山下達郎が、よく言っている。
抑えた声で、ささやくような、つぶやくような歌い方のこと。

フォーキーで、メロウ。
優しく包み込むような声とサウンド。

雨の日曜日、アラン・ハンプトンがアナタだけに歌ってくれる。
心静かにお過ごしあれ。


Alan Hampton "Elevator Ride"

Origami for the Fire

Origami for the Fire

  • アラン・ハンプトン
  • オルタナティブ
  • ¥1500
Origami For The Fire

Origami For The Fire

 

 


巨匠の最高到達点、 “ 肴はあぶったイカでいい ” 。 / 週末クワイエット

John Abercrombie / 39 Steps / 2013年
ジョン・アバークロンビー / 39ステップス / No,1193f:id:kingt4nikola:20190713061015j:plain

さて、ここらでとりあえず打ち止めしようかねジョン・アバークロンビー。

このアルバムは、巨匠の最高到達点。
オイラの最も好きなアルバム。
そのフレーズ、タッチ、バンドとしての完成度、味わい、
すべてにおいて完成された作品。

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“ 幽玄 ” サウンドもいいけど、ジミヘンもね。ジョン・アバークロンビーのディストーション・サウンド!

Dr. Lonnie Smith / Foxy Lady: A Tribute to Hendrix / 1994年
ドクター・ロニー・スミス / フォクシー・レディ: ア・トリビュート・トゥ・ヘンドリックス / No,1192

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きょうは、異色のジョン・アバークロンビー参加盤。

金曜日なので、なんか派手目なアバークロンビーのアルバムないかなと
探してみっけたのがこれ。

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ジョン × ジョンのソーラー ! “ the bebop album ”

John Abercrombie + John Scofield / Solar / 1984年
ジョン・アバークロンビー + ジョン・スコフィールド / ソーラー / No,1191f:id:kingt4nikola:20190710220700j:plain

ジョン・アバークロンビー続くよ。

きょうのは、なんとジョン・スコフィールドとのデュオ。
というか純然たるデュオではなく、
7曲中3曲は、ドラムとベースが入ってる。

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ギターシンセサイザー使いNo,1、まさしく音の魔術師ジョン・アバークロンビー。

John Abercrombie / Current Events / 1986年
ジョン・アバークロンビー / カレント・イベンツ / No,1190

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はい、ジョン・アバークロンビー続きます。

このアルバムは、1986年。
出だしのポップな音聴いて
「このアルバムも、キーボードは、ヤン・ハマーかな?」
なんて思ってクレジット確認しても、キーボードいない ?!

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ジョンアバもヤンハマも、ほぼ聴いたことなかったオイラ。そういえばアバクロ(香水くさいファッション・ショップね)ってどこいった?

John Abercrombie / Night / 1984年
ジョン・アバークロンビー / ナイト / No,1189f:id:kingt4nikola:20190708113330j:plain

1975年のデイヴ・リーブマンから、
ちょっとだけ進んで1984年、ジョン・アバークロンビー、リーダー作。

オイラ、凄いギタリストと聞けばすぐさま聴きたくなるたちだけど、
こんだけジャズギターのトップ何人かに数えられる大御所でも、
聴いてこなかったギタリストが2人いる。

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「このアルバムをドラム奏者達に捧げる」 デイヴ・リーブマンのリズム賛歌!

Dave Liebman / Drum Ode / 1975年
デイヴ・リーブマン / ドラム・オード / No,1188f:id:kingt4nikola:20190707201943j:plain

さて月曜日、1975年のアルバム。
基本、今のジャズを扱うこのブログだけど、
オイラにとって新鮮なアルバムなんで、これ。

このアルバムは、じつはギターのジョン・アバークロンビーを
掘っていて見つけたアルバム。

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オスカー・ピーターソン・トリオ “ プリーズ・リクエスト ” のB面は “ オーディオ・チェックのド定番 ” らしい。 / 週末コンフォート

Oscar Peterson Trio / We Get Requests / 1964年
オスカー・ピーターソン・トリオ / ウイ・ゲット・リクエスト / No,1187f:id:kingt4nikola:20190705095229j:plain

週末コンフォート、いきなり1964年。
東京オリンピックは関係ない。

オイラ日頃、オスカー・ピーターソンには、縁がない。
そして、もっと縁がないのが、ハイエンド・オーディオの世界。

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現代の室内楽、ミナスから木漏れ日舞うような奔放さ / 週末クワイエット。

Ricardo Herz & Antonio Loureiro / Herz & Loureiro / 2014年
ヒカルド・エルス & アントニオ・ロウレイロ / エルス& ロウレイロ / No,1186f:id:kingt4nikola:20190704200127j:plain

ラテンな流れで、週末クワイエット。
以前何作か紹介したブラジルのアントニオ・ロウレイロ

彼とデュオるのは、ヒカルド・エルス。

US バークリーでジャズを学んだ後、フランスへ移住しフォホーのバンドに所属、現在はブラジルに戻りサンパウロを中心に活動するヴァイオリン奏者Ricardo Herz。ハベッカ、サンフォーナやバンドリンなどのテイストまでもヴァイオリン一つで巧みに表現しつつ、ブラジル各地の伝統音楽やアフリカ、アルゼンチンなどのリズムを採用。ユニークな解釈でブラジル音楽の多様性をダンサブルに再構築する姿は実に痛快だ。

な人らしい。

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6月28日発売!大御所の録れ採れアルバム。

Chick Corea The Spanish Heart Band / Antidote / 2019年
チック・コリア・ザ・スパニッシュ・ハート・バンド / アンティドート / No,1185

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ラテン繋がり、最近のチック・コリア、元気です。

チック・コリアと言えば、彼を代表するアルバムの一つ、
1976年の「My Spanish Heart」が有名だけど、

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圧巻は、 “スーパー・マリオのテーマ ”、身も心も、歌って踊る!プロデュースはクインシー・ジョーンズ。

Alfredo Rodriguez&Pedrito Martinez / Duologue / 2019年
アルフレッド・ロドリゲス&ペドリート・マルティネス /デュオローグ / No,1184

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前回、前々回と登場したドラムのマイケル・オリヴェラが在籍していた
バンドのリーダー、ピアノのアルフレッド・ロドリゲスのデュオ。

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楽曲ごとのクオリティ高し!メロディ先行なミナスの香しさ!

Michael Olivera Group  /  Oasis / 2017年
マイケル・オリヴェラ・グループ / オアシス / No,1183

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マイケル・オリヴェラ・グループ、2017年のセカンド。
ジャケット、かっこいい。

いきなり早弾きのベースサウンドがドーン!
ちょっと悪い予感したけど、大丈夫だった。
(じつは、ベースかじってたクセに超テク・ベースが
 前に出すぎるサウンドが好きでないオイラ)

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“ キューバ〜スペインのケミストリーを表現する現代キューバンジャズのニュータレント ”

Michael Olivera Group  /  Ashé / 2016年
マイケル・オリヴェラ・グループ /アッシェ / No,1182f:id:kingt4nikola:20190702070656j:plain

雨が続くので、ラテン続けよう。

ドラムのマイケル・オリヴェラ、初リーダー作。
“ マイケル・オリヴェラ ” って誰 ?!って感じでしょうが、

キューバ出身のピアニスト アルフレッド・ロドリゲスの
グループ・メンバー。そう思うと途端に期待値あがる。

kingt4nikola.hatenablog.com
いや、期待は裏切らないよ。

メンツには、ベースにザヴィヌル・シンジケート出身ムニール・ホッスン。
ピアノにスペインの新星マルコ・メスキーダ。
サックスにチューチョ・ヴァルデス等とも共演歴のあるキューバ出身アリエル・ブリンゲス。まさに新世代ワールド・ミュージック。

ザヴィヌル・シンジケート出身が納得の超テクのベース、
そして、サックスの音色、ピアノの華やかさ、すばらしい。

爽やかな楽曲から、嵐を喚起する激しさ、
そして、ラストではなんとコルトレーンの “ 至上の愛 ” まで取り上げ、
片時も飽きさせず、
リズム、色彩で、独自の世界観を創りあげる。

マイケル・オリヴェラは、
ドラムではさほど前に出てこないけど、
その作構成力、統率力、センス、素晴らしい才能だ。

もう、ラテンとかジャズという言葉では括れない、
こんな音楽がどんどん生まれてくるイマ、何て素敵なんだろ。

Drums - Michael Olivera
Piano - Marco Mezquida
Sax - Ariel Bringuez
Bass / guitar - Munir Hossn
Vo - Miryam Latrece
Lap steel / octo pad - Borja Barrueta
Percussions - Luis Dulzaides
Trumpet - Miron Rafajlovic
Hammond - Gabri Casanova


" Ashé " - Michael Olivera & The Cuban Revolution ( Studio )

Ashé

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  • Michael Olivera Group
  • ジャズ
  • ¥1350
ASHE

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世界の三大カーニバルは、リオ、ヴェネツィア、そしてエティエンヌの故郷のトリニダード・カーニバルだ!

Etienne Charles / Carnival: The Sound of a People, Vol. 1 / 2019年
エティエンヌ・シャルル / カーニバル:ザ・サウンド・オブ・ア・ピープル Vol. 1 / No,1181

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月曜日、エティエンヌ・シャルル再び!

ジャケット、タイトルにあるようにテーマはカーニバル。
だが、お祭り騒ぎな音楽ではない。

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